イベントの報告

去る7月20日(金)、東芝メモリ株式会社 四日市工場の見学会を実施した。 四日市工場は1993年操業の半導体メモリ製品の生産拠点となる工場で、 日本能率協会主催の「GOOD FACTORY賞」のファクトリーマネジメント賞を受賞しており、 世界最先端の半導体工場を目指している工場ということで、酷暑のなかにもかかわらず、当初の定員20名を超える25名が参加した。

工場概況説明後(写真-3)、「手荷物検査棟」では、工場内に入場する際の厳しい手荷物検査の状況を見学。工場内は機密事項保持のため、 入退場者に対して金属探知機を使用して空港さながらの検査を行っていた。 「最新半導体生産工場内」(クリーンルーム内)の特設見学ブースでは、完全自動化された生産現場を直接見学。微細加工技術を必要とする 最先端のメモリは、温度と湿度が一定に保たれた環境条件の最新のクリーンルーム内で製造されている。

今回は特別に、設備技術者の仕事に関わりのある「動力エリア」で、工場内の電気、空調、生産設備を支えている機械室を見学し、 工場見学終了後の質疑応答では、クリーンルームや機械室の設備に関して活発な意見交換がおこなわれた。  今回の最先端技術が集約された工場に実際に入場し工場内を直接見学出来たことは、参加者にとっても貴重な体験となったと思う。 最後に、今回ご協力をいただいた東芝メモリ株式会社四日市工場様、東芝キヤリア株式会社様の関係者の方々にあらためて感謝申し上げます。

日程2018年7月20日(金)
時間14:30~17:00
会場・場所三重県四日市市山之一色町800番地
集合場所近鉄富田駅(西口) 14:15厳守
(急行)名古屋発13:40→14:09富田着
定員20名(応募多数の場合、調整させていただくことがあります。)
参加費無料(近鉄富田駅までの交通費は各自負担。)