イベントの報告

9月25日(金) 『ときポート(常盤工業株式会社本社ビル)』の見学会を開催しました。本建物は、第13回(令和6年度)カーボンニュートラル賞中部支部を受賞した建物であり、自然エネルギーを活用したパッシブ型ZEBオフィスに取り組んだ建物です。また、Nearly ZEBを実現し、CASBE Sランク、BELS ★ ★ ★ ★★など、高い評価が得られています。

今回は、中部支部と静岡支所の合同で開催され、30名の参加者がありました。
環境・設備コンサルタントの㈱日建設計久保様、設計・施設を運用している常盤工業㈱中村様に、施設を説明・ご案内して頂きました。

見学会は、施設概要、運用実績の説明から始まりました。晴天率の高い地域特性を生かし、冬季に太陽熱暖房の活用、豊富な井水を水冷ヒートポンプに利用や中間期は直接冷却水として利用、自然採光・自然換気などの自然エネルギ-利用など、各種の工夫を丁寧に説明頂きました。

1階ロビーでは、2階吹き抜け空間上部にルーバー付きトップライトを設けて建物の中央部に太陽の光を導く昼光利用と、2階の手すりとして設置した除湿型輻射熱パネルで冷やされた空気が温度差で下階に流れる冷房の効果を体感しました。

2階事務室では、ライトシェルフによる昼光利用、バランス式自然換気窓による自然換気の利用、除湿型放射冷暖房機とエアコン併用による快適性・省エネ性の向上などの説明がありました。

屋上では、井水熱を利用した水冷HPチラー、太陽光集熱パネル、トップライト、自然換気窓などを見学しました。

屋外では、揚水井戸、還元井戸、井水槽を見学しました。

参加者は、カーボンニュートラル賞を受賞した建物を見学しながら、設計者ご本人に直接質問ができ、とても有意義な機会となりました。

最後に、説明役をお引き受けいただいた 日建設計 久保様、今回ご協力いただいた 常盤工業の関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

イベント概要

この度、第13回(令和6年度)カーボンニュートラル賞を受賞されました「常盤工業株式会社本社ビル「ときポート」」について、見学会を開催させていただく機会を得ました。

本建物は、地域に根付いた総合建設会社として、地域の自然エネルギーを最大限に活用し、環境にやさしい省エネ技術を融合させたオフィスビルです。太陽光発電や太陽熱、地下水利用を組み合わせた高効率熱源システムを採用、高断熱、高気密、高蓄熱な外断熱RC造における建築計画に除湿型放射冷暖房機の導入、ABW(Activity Based Working)の働き方を活かした自然採光と自然換気の計画が特徴です。

運用段階においても、快適性・生産性を向上させる一方で、エネルギー消費を大幅に削減し、実運用状況でZEBを達成されています。さらに、地域への普及性を考慮し、地元住民向けの公開イベントやSDGs講座を通じて、広く情報を発信しておられます。

この機会にぜひ、見学いただき、カーボンニュートラル社会の実現に向けた知見を得て頂ければ幸いです。

主催(一社)建築設備技術者協会 中部支部・静岡支所
講師久保洋香 様(株式会社日建設計 エンジニアリング部門 機械設備設計グループ)
運用説明:中村圭介(常盤工業株式会社 設計部)
日程2026年9月25日(金)
時間15:00~17:00
集合時間 14:40(受付 14:30~)
会場・場所常盤工業株式会社本社
静岡県浜松市中央区新津町197番地
最寄駅:遠鉄電車「助信駅」下車東へ徒歩4分(公共交通機関でお越しください)
集合場所常盤工業株式会社本社1階エントランスホール
定員30名(定員になり次第締切)
参加費無料(交通費は各自ご負担)
申込期間2026年9月10日(木)締切
※定員に達しましたので申し込みを締め切りました