カーボンニュートラル賞の趣旨
2020年10月、国会における内閣総理大臣所信表明演説において、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことが宣言され、我が国は脱炭素-カーボンニュートラル化に向けて大きく動き出しました。
遡ること10年、2009年に建築関連17団体は提言『建築関連分野の地球温暖化対策ビジョン2050 ~カーボン・ニュートラル化を目指して~』を作成、公表しました。そこでは、低炭素社会実現に向けた目標を建築に関わるすべての人々と共有し、建築・都市のカーボンニュートラル化にともに取り組むことが謳われています。当協会もその一員として、また、地球環境問題に対する建築設備技術者の活動にインセンティブを与えることを目指して、2012年に「カーボンニュートラル賞」を創設いたしました。
時代は「低炭素」から「脱炭素」へと移っています。建築分野では、運用時に多くの温室効果ガスを排出しますが、建築設備士を初めとする建築設備技術者はこの削減に大きく貢献することができます。
本表彰事業は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた建築物、建築設備に関わる優れた業績を表彰することで、その意識の浸透と推進活性化を図ることを目的としております。
受賞業績
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第12回(R5年度)
CN大賞 中部支部トヨタ紡織グローバル本社 ~サステナビリティに配慮した省エネ・ウェルネスオフィス~
本ビルは「サステナビリティに配慮した省エネ・ウェルネスオフィス」をコンセプトとして建設されたグローバル企業として自動車内装品を主力とするメーカーの本社屋であり、本施設は建築・設備を高度に融合させ、1万㎡を超えるオフィスである。
今後のオフィスの在り方の参考となる多様な試みとともに、大幅なCO2削減を達成したことが選考委員で評価され、カーボンニュートラル大賞にふさわしいと判断された。CN賞 中部支部奨励賞GOOD CYCLE BUILDING 001 淺沼組名古屋支店改修PJ
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第10回(R3年度)
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第9回(R2年度)
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第8回(R元年度)
CN賞 中部支部愛知製鋼新本館計画
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第7回(H30年度)
CN賞 中部支部常滑市民病院における設計〜運用までの一貫したエネルギーマネジメント
CN賞 中部支部奨励賞トラスコ中山富士支店における省エネルギー化、ZEBへの取り組み
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第6回(H29年度)
CN賞 中部支部愛知学院大学名城公園キャンパスにおける次世代型エコキャンパスのロールモデル構築
CN賞 中部支部奨励賞学校法人愛知医科大学新病院における環境負荷低減の取り組み
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第5回(H28年度)
CN賞 中部支部自然エネルギーを利用した低カーボン型社員寮
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第4回(H27年度)
CN大賞選考委員会選考委員特別賞、CN賞 中部支部浜松信用金庫駅南支店における動的な省エネ&環境デザインの提案
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第3回(H26年度)
CN賞 中部支部静岡ガス本社ビル
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第2回(H25年度)
CN大賞選考委員会選考委員奨励賞、CN賞 中部支部名古屋三井ビルディング本館における省CO2改修
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第1回(H24年度)
CN賞 中部支部中津川での熱輸送システム他省CO2対策